暑い季節になると、風を家の中に送るために、窓を開け、網戸を閉める機会が多くなります。「網戸」は花粉や砂、ホコリなどで汚れているので、定期的に網戸を掃除することが大切です。とはいえ、網戸を外して掃除をするのは大変で、掃除のやり方自体もいまいちよく分かりませんよね。
今回は、家にあるものを活用して、網戸を枠から外さずに掃除する方法を実践しましたので、ご紹介します。
「網戸掃除」に必要な物
・新聞紙
・テープ(新聞紙を網戸の枠に貼るため)
・メラミンスポンジ
・重曹
・霧吹き
・雑巾
・掃除機 【新聞紙を貼るテープ選びの注意点】
新聞紙を網戸の枠に貼るテープは、「はがしやすい」テープを選ぶことがポイントです。「ガムテープ」や「セロハンテープ」はしっかりと貼れますが、はがしにくいことが難点です。新聞紙を貼るには、はがしやすい「マスキングテープ」や「ビニールテープ」、「養生テープ」がオススメです。
【網戸の汚れを落とすアイテム選び】
網戸の汚れをこすって落とすお掃除アイテムは「メラミンスポンジ」がオススメです。もし、家になければ、使わなくなった「ストッキング」や「靴下」を使う方法もあります。雑巾のみでも。
【重曹スプレーの作り方】
重曹スプレーは、250mlの水に対して大さじ1杯の重曹が目安です。霧吹きのボトルに入れて、よく振って重曹を水に溶かして作ります。
「網戸掃除」をする手順
①室内側の網戸に新聞紙を貼る
網戸の掃除は基本的に外側からします。室内側から網戸全体に新聞紙をテープで貼り、おおいます。こうすることで、室内に汚れが入り込みにくくなります。
※2階の窓にある網戸などであれば、新聞紙を貼らずに室内側から以下の手順で掃除をするといいですよ。手前に網戸、外側に窓がある状態で。床が汚れないように網戸下の床に新聞をしくのもオススメ。
②外側から掃除機で汚れを吸う
外側から網戸に掃除機をかけます。掃除機がなかったり、使いたくない場合は、「フロアワイパー」を使ったり、雑巾で乾拭きをする方法もあります。
③重曹スプレーをかける
重曹スプレーを網戸全体に吹きかけます。そして、重曹がなじむように5~10分程度放置します。
【窓掃除もついでにしました♪】
重曹水を多く作り過ぎたので、ついでに窓掃除もしました。上の写真のように、窓に直接吹きかけると、窓に液だれ後がついてしまいます。雑巾に重曹スプレーを吹きかけてから、窓ふきをするといいですよ♪
④メラミンスポンジで汚れを落とす
メラミンスポンジを水で濡らしてしぼります。そして、網戸の上側から下側にこすって汚れを落としていきます。コツは優しくなでるように作業をすること。強くこすると、メラミンスポンジが削られていきます。
⑤重曹スプレーをした雑巾でふく
重曹スプレーを吹きかけた雑巾で網戸をふきます。網戸の網の張りが緩まないように、優しくふきます。
⑥網戸に貼っていた新聞紙をはがす
室内側に貼っていた新聞紙をはがして、網戸掃除は終了です。私は使った新聞紙を、窓の乾拭きにも使いました。
まとめ
網戸を枠から外さずに掃除できると、より手軽に「網戸掃除」ができますね。お掃除グッズを購入しなくても、家にあるもので十分です。網戸を活用する機会の多い時期は、ぜひ網戸掃除もしてみてください♪