リノベの基礎知識 リノベーション/リフォーム

【リノベーション】中古物件の電気容量は増やせる?

電気容量とは、同時に使用することができる電流(アンペア)の総使用電流のことを言うのですが、普段は意識していないだけで、生活する上でとても大切な指標になります。 

 
普段の生活で電気容量を気にしている人は少ないと思いますが、急にブレーカーが落ちた時などに初めて、自分の家で使用できる電気の容量には限度があるということを実感する人が多いのではないでしょうか。 
実際にブレーカーが落ちるということは、冷蔵庫や冷暖房器具、ドライヤーなど生活に欠かせない電化製品を、同時に使用し、気付かないうちにその家の電気容量を超えたため、ブレーカーが落ち、一時的に電気の供給が止まった状態になります。 
料理の最中かもしれませんし、洗濯機を稼働中かもしれません。電気容量不足で頻繁にブレーカーが落ちるということは、ストレスも溜まりますし、生活に支障を来たすことでしょう。 
 
生活する上で電気の供給が安定することが大事ですので、中古物件の購入を考えている人や、リフォーム、リノベーションを考えている人は、戸建てやマンションなど各々の電気容量がどのくらいなのかを把握する必要があります。 
新生活にはどのくらいの電気容量が必要になりそうなのか、住む人数や、電気を使う頻度によっては、既存の建物の電気容量では賄えない場合もあります。 
その場合、電気容量を増やすことができるのかがとても重要なポイントになってくるでしょう。 
 

リフォーム・リノベーションを考えている物件の電気容量を確認

まずは、分電盤の端についている大きなブレーカーを見てみましょう。 
契約電気容量が記載されているのですが、築年数の古い中古物件は、電気の契約容量が30A(アンペア)以下の物件も少なくありません。 
家族構成にもよりますが、快適に生活するためには40A以上、オール電化やIH調理機器、食洗機、電気式床暖房の導入など、電気設備機器を多くイメージしている場合には60A以上を確保した方が良いでしょう。 
特に電化製品の中でも、IH調理機器は30A程度を必要としますので、導入を検討する場合には60A以上を確保できると間違いないでしょう。 
それ以外にも導入機器の種類や数、部屋ごとに空調設備を設置する場合など、60Aでも容量が足りない場合もありますので要注意です。 
 
また、契約電気容量以外にも、分岐回路数(小さいブレーカー)も確認しておきましょう。 
築年数の古い物件が建てられた頃に比べ、確実に生活に取り入れられている電化製品は多くなっています。 
近年の物件では、使用電力量の大きなIH調理機器や、エアコンなどは専用回路を設けていることが多いため、ブレーカーが落ちることが少なくなってきています。 
しかし、古い物件を購入し、もし分岐回路数が足りなかった場合、他の設備と回路を併用しなければならない可能性があり、ブレーカーが落ちることが増えるかもしれません。 
そもそも既存の電気容量では足りないため、電気容量を増やさないと生活が成り立たない場合もあることでしょう。 
現在の自分の生活や分電盤を確認し、新生活にどのくらい電気容量が必要になるのかイメージしてみましょう。 
 

電気容量を増やせるのか確認

「家族構成が変化し、電気を使用する人数が増えた」「気に入った物件の電気容量が足りていない」等、電気容量を増やしたい理由はさまざまあるでしょう。 
実際に電気容量を増やせるのかと聞かれたとしても、どちらとも言えないのが本当のところです。 
 
特にマンションの場合は、建物全体での電気容量が決まっており、その電気容量もマンション毎に異なります。 
そして、電気容量が増やせるかどうかは、マンション全体の電気容量に余力があるかどうかで決まってきます。もしかしたら全戸40Aを60Aに変更できる程の余力がある場合もあれば、電気容量を増やしたい人が申請した順番に早い者勝ちとうパターンもあります。 
そもそも、全員が増やせないのであれば不公平になるため、余力はあっても増量は認めないというケースもあります。 
どちらにしても管理会社の判断に委ねられる部分が大きいので、まずはマンションの管理組合に事前に確認してみましょう。 
 
また、管理会社が増量しても良いと判断した場合でも、購入後に電気工事をする時になって初めて、電気容量を簡単に増やせる物件ではなかったということが発覚する場合もあります。 
電気工事は内装工事が終わり、設備機器を搬入後に行う工事です。その段階でやっぱり電気容量は増やせないとなると、設備を設置したとしても、使用するたびに、電気容量がオーバーし、電気の供給が毎回止まってしまうという問題に直面することでしょう。 
さらに電気を使用する設備は諦めることになりますので、購入自体が無駄になり、それに加えて予定になかった代用できる設備機器を購入したりと、予期しない出費に悩まされることでしょう。そんな自体は絶対に避けなければなりません。 
そのためにも購入前に管理会社にしっかり確認し、出来れば電力会社の人にも確認してもらうことで、購入後のリスクを減らしましょう。 
 

まとめ

家を購入する際、目に見える部分はしっかり確認しますが、電気容量など目に見えない部分は確認を忘れがちです。 
電気容量は後で増やせるだろうと気軽に考えていると、購入後に問題が発生したり、トラブルになる可能性もあります。 
実際に自分が使用する電気容量は、新生活をイメージすることで予想を立て、事前に確認できることはしておきたいですね。 


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