何気なくわたしたちの身の回りに存在する壁は、雨風や気温の寒暖など外の天候から家族を守り、屋外の騒音を遮り、隣の部屋との仕切りとして、さまざまな役割を果たしています。
そんな建物にとって大事な役割を持っている壁ですが、最近では壁をインテリアの一部としてこだわる人が増えてきています。
実際に、壁材は部屋の使用方法に適した素材の中からデザインやコストを考慮して採用しますが、最近では、仕上げ材として表面的な表現にプラスして、機能性を含んだ壁材も人気が高まっています。
インテリアとしての視点から見ても、室内を見渡した時、床と同様に面積が広く、常に視界に入ってくる場所になりますので、必然的に空間の雰囲気に与える影響が大きくなります。
壁の素材やデザインにこだわることで、部屋の中をより自分好みで魅力的な空間になることでしょう。
LIXILのエコカラットプラスがすごい!
日本の気候と相性の良い現代の「土壁」
エコカラットプラスは、日本の気候と相性の良い伝統工法である「土壁」をヒントに開発された壁材です。
土壁の素材をヒントに、LIXILが長年の研究で培ってきた焼きものの技術を融合することで、ゼロエネルギーで空気洗浄力を発揮してくれるという環境にも人にも優しい建材と言えるでしょう。
自然と心地いい湿度に調質
湿度が高い時は湿度を吸収し、乾燥している時は湿気を放出するなど、すぐれた調湿機能で快適な湿度を保ってくれます。
その効果は珪藻土の約6倍、調湿壁紙の25倍以上もあります。湿度を調整することで、結露を抑え、カビやダニの繁殖の抑制も期待できます。洗濯物の部屋干しにも適しているでしょう。
<寝室>
寝室にエコカラットを取り入れることで、湿度が急に上がる梅雨から夏にかけてのジメジメした空気を、湿度を吸収することでカラッとした空間に変えてくれることでしょう。
ちょうど良い気温と湿度で、快適な睡眠を手に入れたいものですね。
気になるにおいをすっきり脱臭
トイレ、生ごみ、煙草、ペットなど、普段の暮らしには、気になるにおいがたくさんあります。
エコカラットプラスは、においの原因となる成分を短時間で吸着してくれます。複数のにおいの成分が混ざっていても脱臭効果を発揮できるので、色んな場所で活躍できるでしょう。
<リビング>
エコカラットを取り入れる場所として推奨したい場所は多くありますが、リビングもそのひとつと言えます。
特に近年はキッチンやダイニング、リビングを一体化し、部屋を広く確保する傾向にありますよね。そんな用途の多い空間の壁を一部エコカラットにすることで、ダイニングからのにおいを短時間で吸着したり、ペットを飼っている場合でも、ペットのにおいを脱臭してくれます。
においを気にすることなく、来客を招き入れることができるのはとても嬉しいですね。
<トイレ>
家の中で一番、においが気になる場所と言えば、トイレではないでしょうか。
エコカラットプラスの脱臭効果はさまざまなにおいに有効ですが、アンモニア臭においても空間に残さないことが分かっていますので、ぜひ取り入れたいですね。
住まいの有害物質から家族を守る
シックハウスの原因となるホルムアルデヒドやトルエンなど、空気中に漂う有害物質を吸着し、低減します。
体の小さな子供は、特に空気環境の影響を受けやすいと言われています。
住まいが一番、安心できる場所であるために、見えない不安からも家族を守ってくれる壁材はいかがでしょうか。
また、空気環境を改善するという意味で、病院の待合室に取り入れているところもあります。
らくらくお手入れ
普通の壁紙とは違い、調湿建材は掃除やお手入れが難しいのではないかと不安があるかもしれません。
しかし、エコカラットプラスは調湿する壁なのに、水拭きによるお手入れが可能です。
さらに、泥よごれ、皮脂よごれ、コーヒー染み、たばこのヤニなど、洗剤を使えばキレイに落とせるので、いつでも清潔に保つことができるでしょう。
装飾の美しさで一味違う空間を演出
加飾技術の向上により、石や木の色や形をリアルに表現できますので、エコカラットプラスには素材感を活かした魅力的ものが数多くあります。
複雑な柄パターンを連続してつくり出すことも可能になったため、より自然な雰囲気なインテリアになるでしょう。
<壁一面で協調>
エコカラットプラスは機能面はもちろんのこと、デザインにも力を入れています。
壁一面に取り入れるだけで、部屋の装飾としての存在感を強調できますので、空間の雰囲気作りが簡単になります。
特に、玄関やリビングなど、人の目につく場所に採用することで、機能的にも、視覚的にも、快適でおしゃれな空間を演出できることでしょう。
<部分的にさりげなく>
柱や梁の関係で部屋にできてしまう凹凸を利用して部分的に取り入れてみましょう。
壁一面の採用する場合に比べて、家の一部というより、インテリアとしての要素が強くなります。さりげなく取り入れることで、逆にこだわりが強く見えてステキに見えるでしょう。
<本物のインテリア小物のように>
壁としてというより、最初から壁に飾る絵画のように、空気洗浄力を兼ね備えた小物として取り入れてみませんか。
壁に大きく採用するのは、大胆すぎて難しいという人でも取り入れやすいのではないでしょうか。
<個性的なデザインでスペシャルな空間を>
エコカラットプラスはバリエーションが多く、自分好みの部屋に合わせて選ぶことが可能です。
大胆な色や柄で、特別な空間を演出してみても面白いですね。
まとめ
室内の空間をコーディネートする時、少し前ならインテリア小物で演出しようと考えるのが普通でしたが、今では室内側にから見えているものは、全てにおいてこだわりを持って選べる時代になってきています。
機能面から選んでも、見た目で選んでも、自分の納得のいくものに出会えることが嬉しいですね。