リノベアイデア リノベーション/リフォーム

【アイデア】心も体もリフレッシュしたい!自分好みの快適な寝室を作ろう!

家の中で玄関やリビングなど、他人の目に留まる機会が多い場所は、居心地の良さにこだわったり、オシャレに演出したりと、気付かないうちに、力を入れてコーディネートしていることでしょう。 
それ以外でも浴室や洗面、キッチンなど水回り関係の部屋は、生活する上で使い勝手を実感しやすい空間ですので、設備選びに時間をかけている人も多いでしょう。 
 
しかし、よく考えてみると、寝室に一番こだわっているという人はあまり見かけないと思いませんか? 
寝室は日々の疲れを癒してくれる場所であり、睡眠時間が8時間と考えた場合、人生の3分の1を過ごす場所となりますので、本来ならもっとこだわりを持って、快適な空間をコーディネートしても良い場所だと言えるのではないでしょうか。 
 
また、「寝つきが悪い」「夜中に何度も目が覚める」など、質の良い睡眠が取れない場合、体質、体調、ストレスなどの原因も考えられますが、睡眠環境が原因だったということも良くあります。 
睡眠の質が悪いと、疲れが溜まったり、睡眠不足により必要以上にイライラしたりと、心身ともに良い状態を保つことが難しくなります。 
1日頑張ってきた疲れた身体を、しっかり睡眠で回復させることで、健康的でポジティブな毎日を手に入れたいものですね。
 

寝室を快適な空間にするために工夫しよう

寝室に求める広さは人それぞれ

「寝るためだけの部屋で良いから狭くても良い」「寝具以外の家具は置かないけれど広い空間で眠りたい」「寝室を自分の趣味の部屋としての機能も待たせたい」など、部屋の広さや、他の部屋との関係性でいくつかの機能を持たせたりと、寝室に対する思い入れは人それぞれでしょう。 
自分が寝室に何を求めているのかを考えてみましょう。 
 

West Sussex Modern Beach House ビーチスタイル-寝室

広すぎる部屋は落ち着いて眠れないという人は、狭い部屋を寝室に選びます。あまり物を置けませんが、テレビや本棚、机などを置かないことで、頭や目を疲れさせる原因を取り除けますので、自然と質の良い眠りを手に入れられます。 
小さめな寝室はすっきりとまとまりのある空間になりやすいです。 
 

Fitzroy Development トランジショナル-寝室

広い寝室が苦手な人もいれば、逆に狭いと眠る時に圧迫感を感じてしまう人もいます。 
広い部屋を選ぶことで、ベッド以外にもリクライニングチェアを置いたり、ローテーブルを置いたりと、眠ること以外のくつろげるアイテムを置くスペースも確保できるでしょう。 
物を多く置けるということは、それだけ自分のこだわりを詰め込むことができるので、自分だけのくつろげる空間を演出してもおもしろいですね。 
 

ベッドの大きさを考えよう

Beach House ビーチスタイル-寝室

ベッドにはシングルベッドからキングベッドまでサイズ展開があります。まず質の良い睡眠にするためには、自分の体に合ったサイズのベッドを選ぶ必要があります。 
その上で、どの大きさの部屋に、何人分のベッドを設置するのかイメージしましょう。 
そのあとにベッド以外に置きたい家具があるのかを考慮しながら、寝室の大きさやレイアウトを考えると失敗しないでしょう。 
 

ベッドの配置で変わる

Overland Park Remodel トランジショナル-寝室

ベッドの配置はベッドの大きさや台数で大きく変わってきます。シングルベッド1台なら、使用人数も1人が予想されますので、壁にくっつけて配置することで、残りのスペースが広くなり、効率的な配置ができることでしょう。 
ダブルベッドを2人で使用の場合は、出来れば両サイドに通路を作りましょう。シングルベッドとダブルベッドを置いて3人で使用の場合には、3人の導線が確保できるようなレイアウトにしましょう。人数に合わせて導線の数を合わせることで、睡眠時間の違いよる不便さや、緊急時の避難など、スムーズに対応することができるでしょう。 
 
部屋の中での位置関係としては、頭部をドアや窓などの開口部に近い配置にすると、外から見られているような感覚になり落ち着かない人が多いでしょう。 
同様に、寝ようとしている時に、クローゼットなどの開口部も少し開いているだけで気持ち悪さを感じます。部屋にある開口部の位置を意識してレイアウトしてみましょう。 
 
また、窓からは屋外の気温や雨風などの影響が直接伝わってきますので、窓側に頭を持ってくるのは避けた方が良いでしょう。 
実際に、頭部には布団も何も掛けませんので、冷たい風が直接当たり、健康的にもあまり良くありません。 
寝室の形状の問題で、避けられない場合は、厚手のカーテンを使用するなど、外気を遮断する工夫をしてみましょう。 
 

寝室内の配色は睡眠に直結

人は生活の中の色々な場面で、色による影響を受けていることを知っていますか? 
色には大きく分けて暖色と寒色があり、暖色からは温かみを、寒色からは涼しさを感じ、色により体感温度すら変わってきます。 
そんな色の特性を活かし、寝室には安心感のある緑や、鎮静作用のある青が良いとされています。逆に赤や紫など興奮作用のある色は避けた方が良いでしょう。 
しかし、暖色系が全て合わない訳ではなく、小物で使用したり、面積の大きな物に関してはトーンを抑えた淡い色合いにすることで、柔らかい印象になることでしょう。 
 

Industrial and chic Fulham house コンテンポラリー-寝室

寒色系の落ち着いた色でまとめることで、1日過ごしてきた感情の波を冷静にさせてくれるような空間になっています。 
興奮したままでは、寝つきが悪くなってしまいますので、すっきりと早く眠りにつくのに向いている寝室でしょう。 
 
Beach Style Bedroom ビーチスタイル-寝室

木の柔らかい色合いを使用することで、同系色の床の色とも合い、柔らかい自然を感じられる部屋になるでしょう。匂いが気にならない場合、お香などで自然の匂いを演出すると、リラックス効果がより高まるでしょう。 
 
Calvin Street - Shoreditch コンテンポラリー-寝室

赤色の壁で情熱を演出しつつも、赤色自体のトーンを落とすことで、落ち着いた雰囲気になっています。 
さらに寒色系の落ち着いた色をカーテンの差し色で取り入れることで雰囲気を変え、夜眠る時にはカーテンを使用しますので、実際にはもっと落ち着いた空間になることでしょう。 
暖色系の色合いでも工夫次第で、睡眠に合った寝室を演出できるということですね。 
 

寝室をプライベート空間として共有する

Apartment, Primrose Hill, North London トランジショナル-寝室

寝室にベッドのみを配置するのではなく、寝る前に自分の時間を少し楽しむために他の家具も置いて、くつろげる空間を作りたいという人もいるでしょう。 
その場合、寝室に設置する家具は背の低いものにするなど工夫してみましょう。人は眠っている時、無防備な状態にになりますので、背が高い家具が倒れてくるなどのリスクが少ないものを選ぶことが大切です。 
寝室はリラックスするための部屋ですので、圧迫感が出ないような部屋づくりを心掛けたいものですね。 
 

Modern Minimal Interiors コンテンポラリー-寝室

寝室は、防災の観点から見ると、物を少なくし、導線を広く確保することが望ましいとされています。物を置かないことで、地震時に物の散乱による怪我を防ぎ、部屋自体をシェルター代わりにできます。 
しかし、部屋数の多い家ならば、寝室としての機能のみを持たせることも可能ですが、子供部屋などもそうですが、実際には睡眠と日々のプライベートな時間を過ごす部屋を共有することは多くあります。 
そんな時には、背の高い家具は「壁や天井に固定する」「ベッドから離して配置する」など、安全対策を施してレイアウトしましょう。 
 

照明、壁紙にもこだわりを

寝室に何を置こうかと考えた時に、やはり寝るための部屋ですので、置く物も最少限になります。物が少ない分、部屋がすっきりとしますが、寂しい印象になることもあります。 
ただの寝るためだけの部屋にしてしまうのももったいないですよね。 
そんな時には、物を増やすのではなく、部屋に存在するものである壁紙や照明、布団の色などを自分の好きなものにすることで、満足感も得られることでしょう。 
 

London 70s Apartment ミッドセンチュリー-寝室

床の絨毯と、存在感のあるベンチが良いアクセントになっていると思いませんか?壁に写真や絵を飾るのも自分らしさを表現するのに良いかもしれませんね。 
 
Sussex Vibrant Family Home トランジショナル-寝室

寝室は落ち着いた色の部屋が多いですが、自分が快適に過ごせると思える部屋であれば、豪華で派手に演出するのもおもしろいですよね。 
 

まとめ

寝室を質の良い睡眠が取れるような空間にするためには、色んな側面からのこだわり方があります。 
その中でも、無理して取り入れるのではなく、自分だけのプライベートな空間ですので、自分が居心地が良いと思えるものを選んで、取り入れてみたら良いかもしれませんね。 


こちらの記事も好きかも?


Related posts

リノベーションでワンランク上のおしゃれな空間をつくる!

家路まい [外部ライター]

一番人気!後悔しない浴室リフォームをしたい

家路まい [外部ライター]

収納の進化系!コーディネートルームが大活躍

家路まい [外部ライター]

リフォームで採用したい!便利な設備を知りたい

家路まい [外部ライター]

天井リフォームで新生活!照明で空間を演出したい

家路まい [外部ライター]

寒い冬も怖くない!戸建もマンションも床暖房で温もり生活

家路まい [外部ライター]



お近くのショールーム

サンヨーホームズでは注文住宅、物件購入からリノベーションの設計・施工、住宅診断など住まいに関わるサービスをワンストップでご提供しております。