家電製品の進化が顕著な中、テレビや冷蔵庫、洗濯機など、大きくメディアに取り上げられ、使用している意識を強く持っているものもあれば、あまり普段は意識していないけれど、無くなったら非常に困るものもあります。
その代表的なものが給湯器ではないでしょうか。
お風呂に入る時、油汚れを落とす時、水が冷たい寒い冬など、給湯器は今や家庭内において生活必需品となっています。
給湯器と言っても種類がたくさんあり、パワフルで燃費の良さが売りの「石油給湯器」、マンションなど集合住宅にオススメの「ガス給湯器」、耐久性と毎月の光熱費を抑えられる「電気温水器」、オール電化住宅向きの「エコキュート」、ガスを利用し、廃熱も無駄にしない「エコジョーズ」などがあります。
電気温水器やエコキュートは、オール電化のマンションや住宅が増えたことから、人気が高まっているタイプと言えるでしょう。
給湯器の交換の目安は10年程度とされていますが、使用頻度や使い方次第で、それよりも短くなることも長くなることもあります。
「お湯が冷たくなったり温かくなったり安定しない」「お湯が出るまでに時間がかかるようになった」「水漏れしている」「異音がする」などの症状がある場合には修理や交換する時期がきたと思った方が良いでしょう。
自分の家の給湯器がどんなタイプで、どこに設置されているのか、把握していますか?
特に交換になる場合、種類ももちろん大事ですが、給湯器の大きさによっては設置が難しいものもありますので、設置場所の広さの確認も必要になります。
無くてはならないものだからこそ、自分がどんな給湯器を使用しているのか、しっかり確認しておきましょう。
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簡単施工でラクラクリフォーム
取替えや取付けにかかる工事は大掛かりになるかと思いきや、たった1日で完了します。また、1階のキッチンと2階の洗面所など、離れている場所にも設置できます。
給湯配管工事が不要でイニシャルコストにも優れているのも嬉しいですね。
左右どちらにも設置可能
接続口が本体上部にあるので、左右どちらからの配管でも接続可能です。設置条件に合わせたキャビネット内での左右設置位置の変更などにも柔軟に対応できます。
特にリフォームでの交換となると、既存の配管に接続できるかどうかで、工事内容が変わってきますので、コスト面や簡易性という意味でも使い勝手の良い設計になっていると言えるでしょう。
小型洗面器のリフォームにもぴったり
洗面器の排水芯から壁までの距離が短く、排水器具の取付けのための直管寸法が取れない場合でも、排水曲り管があれば、排水位置を変えずに設置することが可能です。
大掛かりな工事も必要なく、小型温水器だからこそ場所を選ばないで設置することができるのでしょう。
捨て水がなく経済的
すぐにお湯が出るため捨て水が発生しません。
キッチンや洗面などでお湯を待つ間の捨て水は1日でバケツ約3杯分、1ヶ月で約720Lにもなります。720Lはおおよそ浴槽に4回分お湯を張った時と同じ量になりますので、かなりの節約になるでしょう。
自動で温度調節ができてエコ
近年では当たり前になりつつありますが、自動温度調整機能が付いています。自動で温度を調整してくれますので、効率も良く、節電性に優れています。
任意の時間に運転設定
専用のウィークリータイマーと組み合わせれば、任意の時間でオン・オフ設定が可能です。
スイッチの点け忘れで寒い思いをしたり、消し忘れによる電気の無駄遣いがなくなりますので、とても便利な機能ではないでしょうか。
わきあげ特性
高めの温度でわきあげ、混合水栓で混合して使用します。使用量に応じてわきあげ温度の切り替えも可能です。
わきあげ温度を調整できるタイプと固定のタイプがありますので、自分のスタイルに合った方を選んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
給湯器は私たちの生活の中で、無くてはならない住宅設備です。
普段はあまり意識していなくても、使用年数が10年を超えた辺りから、交換することを頭に置いておきましょう。
そして、いざ故障してしまった時に焦らないように、自分の家に取り付けられる種類を把握しておきましょう。