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日曜大工をスマートに!【ディアウォール】で木材を突っ張て「棚」を作る方法

「DIY」や「日曜大工」に興味がある人なら、1度は家に合わせた家具を手作りしてみたいと思ったことはありませんか?

しかし、現実的に考えるとノコギリで木を切る作業スペースがなかったり、金づちで釘を打つ音が近所迷惑にならないか気になって、作るのを諦めてしまいがちです。しかも、頑張って作ったのに不格好だったり失敗してしまった状態を家族には見せたくはないですよね。

今回は、木材を突っ張るだけで家をキズつけずに家具が作れる「ディアウォール」という商品を使って簡単に「棚」を作る方法をご紹介します。

 

「ディアウォール」とは?

「ディアウォール」は木材を突っ張って簡単にDIYができる商品で、主にホームセンターで販売されています。「ディアウォール」で作った作品は、スタイリッシュでオシャレなので、作った作品を写真に撮ってSNSにあげるのも流行っているそうです。

ディアウォール-DIAWALL公式サイト https://www.wakaisangyo.co.jp/diawall/

《今回使用した商品》

今回は、「ディアウォール」で支柱となる2本の木材を突っ張らせ、内側に棚を二段作るので、上の写真の左側にある「2×4 ディアウォールS」を2つと、上の写真の右側にある「ディアウォール専用 棚受け」を2つ購入しました。

 

【2×4 ディアウォールS】

木材を突っ張らせるためのアイテムです。上の写真の右端にある「上パッド」は、中にバネが入っていて木材の上側の面にかぶせます。真ん中にある「下パッド」は、木材の下側の面にかぶせます。右側にある2枚の板は「調整スペーサー」で設置後にぐらつきが大きいときに「下パッド」に入れて使います。

 

 【ディアウォール専用 棚受け】

「ディアウォール専用 棚受け」は1セットに、「棚受け」2つと「頭部着色ねじ」が8本入っています。つまり、1セットで棚が1段できるということです。

 

「ディアウォール」を使って「棚」を作る方法

①下準備

【棚を作る場所の高さを計る】

棚を作る場所の床から天井までの高さをメジャーなどで測ります。

わが家の棚を作る予定の廊下の高さは「2,290mm(229cm)」でした。ディアウォールは木材の上下にパッドをつけるので、実際には測った高さから「-45mm」短く木材をカットします。

支柱に使う木材の長さ 2,290mm-45mm=2,245mm

つまり、支柱で使う木材は「2,245mm」の長さにカットするということです。

棚の幅は自由です。今回、私は棚の幅を「600mm」にし、2段作ることにしました。

ホームセンターなどでスムーズに購入できるように、メモを書いてから行くといいですよ♪

私のメモには以下のことを書きました。

・壁の高さ2,290mm-45mm=2,245mm

・支柱で使う2×4材 長さ2,245mm 2本

・棚部分に使う2×4材 長さ600mm 2本

・2×4 ディアウォールS 2個

・ディアウォール専用 棚受け 2個

・送料と木材カット代がいくらか分からないけどかかる。

 

【2×4とは?】

2×4(ツーバイフォー)とは木材のサイズのことです。2×4材のサイズは、高さ38mm×幅89mmです。「2×4 ディアウォールS」は、2×4材専用のアイテムなので木材も2×4のサイズのものを選びましょう。

 

【簡単に設計図を書く】

簡単に設計図を書くと、さらに分かりやすくなります。買うときに店員さんに説明もしやすいですね。自分自身が作るときに、完成イメージがつくと、間違ったり失敗する確率が減ります。

 

②ホームセンターでスタッフを呼ぶ

寸法を書いたメモを持ってホームセンターに行ったら、すぐにスタッフを呼んで一緒に店内を回るとスムーズです。私は、お店の方に「ディアウォールを使って棚を作る予定で、2×4材のカットや配送をお願いしたいのでスタッフを呼んでいただけませんか?」と言いました。

まず、スタッフにディアウォールの販売場所まで案内してもらい、「2×4 ディアウォールS 2個」と「ディアウォール専用 棚受け 2個」をカゴに入れました。もし、サンドペーパーが家に無ければ、ついでに200番程度のサンドペーパー1枚(30円程度)も一緒に購入するといいですよ♪

次に、スタッフに2×4材の販売場所まで案内してもらいました。2×4材は複数の長さで販売されているので、寸法の書いたメモをスタッフに見せながら、どの長さの2×4材を何本購入するか相談して決めました。

それから、2×4材をスタッフにカットしてもらい、配送の手続きをします。配送日は棚を作る当日の午前中がいいと思います。

【実際にかかった費用】

・2×4 ディアウォールS 2個 2160円

・ディアウォール専用 棚受け 2個 916円

・2×4材 6F 1本 358円

・2×4材 8F 2本 1296円

・カット料金 4回分 120円

・配送料 700円

税金が555円かかり、合計6,105円になりました。

 

③家で木材を受け取る

支柱となる木材は長くてジャマなので、配送日は棚を作る当日の午前中にしていて正解でした!

 

【あると便利な道具】

メジャー、定規、シャープペンシル、消しゴム、ドライバー、電動ドライバー(無くても大丈夫)、200番程度のサンドペーパー1枚

 

④木材にやすりがけをする

 届いた木材の切り口は思っていたよりキレイでした。もしかすると配送する前に、ホームセンター側でやすりがけをしてくれたのかもしれません。

支柱になる木材の切り口はパッドで隠れるので、棚部分に使う木材の切り口を重点的にサンドペーパーでやすります。

⑤支柱となる2本の木材にディアウォールをはめる

先に、支柱となる木材の上部分に「上パッド」をはめます。

パッドがはまったら、天井までグイッと持ち上げます。

次に、支柱となる木材をななめに傾けながら、「下パッド」をはめます。

真っすぐになるように、微調整をします。少し離れた所から見ると、傾いているかが分かりやすいです。支柱になるもう1本の木材も同じ方法でパッドをはめます。

⑥棚を取りつける位置を計る

棚をつけたい位置に、シャープペンシルや鉛筆で印を書くと、後で消しゴムで消すことができます。

 

 ⑦「棚受け」を取りつける

「棚受け」は「支柱面」と書かれている面があります。逆にならないように注意!

ドライバーや電動ドライバーでネジを締めます。

 「棚受け」は先に、支柱側に全てつけてから、棚部分用の木材を置き、棚部分側も全てつける手順です。

 「棚受け」のネジを全部締めたら、完成です!

制作時間は、約1時間半程度でした。ディアウォールで支柱の木材を突っ張るのは短時間でできますが、主に16本のネジを締めることに時間がかかりました。

 棚には、おもちゃを飾ってみたり、

家族との大切な思い出の写真を飾ってみたりしました。2×4材で作った棚は奥行が浅いので、飾り棚にピッタリです。キッチン周りに作って、スパイスなどを置いてもオシャレですね♪

 

まとめ

いかがでしたか?ホームセンターに木材カットや配送をお願いすれば、ノコギリで木材をゴリゴリ切ったり、トラックや車に木材を積んで運んだりする手間も無くなります。「ディアウォール」を使えば、DIYや日曜大工に慣れていない人でも簡単に「棚」を作ることができますよ。ご参考に、ぜひ作ってみてください。


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