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緑と暮らそう!初心者でも育てやすいおすすめ観葉植物Vol.2

暮らしに緑を取り入れて、潤いと癒しのある暮らしをご提案するこのコラム、第2回目は前回に引き続き、初心者でも育てやすい観葉植物をご紹介します。今回は「モンステラ」と「サンスベリア」について、それぞれの特長や育て方を詳しく説明します!

育てやすい観葉植物①モンステラ

モンステラについて

モンステラは南米原産のつる性植物です。現地ではジャングルなどで樹木やヤシなどに絡みついて生息している姿を見かけることもあります。光沢のある大きな葉には、深い切れ込みや穴があります。この独特な葉の形や迫力のある容姿が大きな特長で、非常に人気が高い観葉植物です。
 
・モンステラの名前の由来は?

英名では「Monstera」、これはラテン語の「monstrum」が語源で、「奇怪」・「異常」という意味があります。大きな切れ込みや穴がある葉を見れば、この名前が付いたのも納得できますね。
 

モンステラの育て方


・用土
水はけのいい土を好みます。市販の観葉植物培養土を使うか、自分で配合する場合は赤玉土7:腐葉土3の割合でブレンドしましょう。
・置き場所
日当たりがいいところはもちろん、耐陰性もあるので室内の暗い場所でも元気に育ちます。ただ、長い間日陰に置いておくと、間延びしたような樹形になって株も弱くなるので、できるだけ日光に当てるようにしましょう。春から秋にかけて、屋外やベランダでも育てることもできます。ただ、直射日光に当てると葉焼けを起こすので、夏の強い日差しは避けるようにしてください。
・水やり
春らか秋にかけては、土の表面が乾いてきたら、たっぷり水やりをしましょう。冬は成長が止まるので、乾かし気味に管理します。乾燥させると樹液の濃度が高くなって、耐寒性が強くなります。また時々葉に霧吹きで水をかけてやると、害虫発生の予防にもなり、葉も生き生きするのでおすすめです。
・肥料
肥料は特に必要としませんが、1ヶ月に1回程度、市販の液体肥料を与えると、生育も良くなって、葉の艶も出ます。
 

モンステラのアレンジ

モンステラはとても成長が早いので、どんどん背丈が高くなります。あまり大きくしたくない場合は、適当な高さで剪定しましょう。切り取った枝は、挿し木にすることもできるので、また新しい株を増やすこともできます。
 
・気根の処理

モンステラが成長すると、茎の付け根から「気根」という茶色い根が出ることがあります。この気根は空気中の水分や養分を吸収する働きと、株を支える役割を持っています。見た目が良くなくて気になる場合は、気根を切ってしまっても大丈夫ですよ。
 

育てやすい観葉植物②サンスベリア

サンスベリアについて

サンスベリアはアフリカ原産の観葉植物で、肉厚で先が尖った細長い葉が特長です。葉に黄色い縦じまが入っていて、模様が虎の尻尾に似ていることから、和名では「虎の尾」と呼ばれています。シャープな樹形なので、都会的でクールな雰囲気があるインテリアによく合います。背丈は1mほどまで伸びるものもありますが、縦に伸びて横には広がらないので、狭い部屋に置くこともできます。
 
・空気清浄やマイナスイオン効果がある
サンスベリアは空気清浄効果があるエコプラントです。置くだけで部屋の空気をきれいにしてくれて、シックハウス症候群にも効果があるとされています。
 
・風水的には運気の上昇をもたらす
サンスベリアのようにとがった葉は、邪気を払っていい運をもたらすと言われています。邪気が入りやすいと言われている玄関やトイレなどに置いて、幸運を招き入れましょう!
 

サンスベリアの育て方


・用土
サンスベリアは湿気に弱いので、排水性がいい用土を好みます。モンステラと同様に、赤玉土7:腐葉土3で配合した用土を使いましょう。
・置き場所
耐陰性があるので、暗い場所でも大丈夫ですが、全く光が当たらないと弱々しくなってしまいます。レースのカーテン越しに柔らかい日差しが入るような場所が最適です。
・水やり
サンスベリアの肉厚の葉には、水分を蓄えておける機能があるので、水不足で枯れてしまうことはありません。逆に水のやり過ぎが原因で枯れてしまうほどなのです。春から秋にかけては1週間から10日に1回程度の水やりで十分です。気温が低くなると生育を止めてしまうので、冬場は水やりをしないようにしましょう。
・肥料
液体肥料を2週間に1回程度与えると、葉の色や張りが良くなって、活発に生育します。休眠期の冬は肥料を与えません。
 

サンスベリアのアレンジ


サンスベリアはとても成長が早く、あっという間に根が鉢いっぱいに伸びて、根詰まりを起こしてしまいます。プラスチックの鉢などは簡単に割ってしまうほどの勢いなので、窮屈そうになってきたら、一回り大きな鉢に植え替えましょう。または株分けして新しい株を増やすこともできます。植え替えや株分けは、活発に生育する5月~6月が適期です。
 

まとめ


初心者でも育てられる観葉植物の2回目はモンステラとサンスベリアをご紹介しました。南国ムードたっぷりで、アロハシャツの柄としてもよく見かけるモンステラと、シャープで都会的な雰囲気のサンスベリア。どちらも育てやすくて人気のある観葉植物です。お部屋のインテリアに合わせて、ぜひみなさんも育ててみてくださいね!


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