こんにちは!
今回のテーマは「断熱性能の高い窓」です。
住宅を建てる時に窓を沢山つけて開放的な住まいづくりをしたいですよね?
窓は住宅の中でも多く使う部材であり、性能によってその住みごこちを大きく左右する建材です。
そこで最近よく聞く「高性能ハイブリッド窓」。
なんとなく良いのはわかるけどお値段が少し高いんですよね。。
なんて考えているあなたに、高断熱サッシの魅力をご紹介します。
今回はLIXILさんの「高性能ハイブリッド窓 サーモスX」を例にご紹介します!
窓だけで年間 約11,410円の節約。高断熱サッシの省エネ性能
従来品アルミ複層ガラスを利用した住宅に比べ、年間で約11,410円の節約、35年ローンでの節約費用で考えると窓だけで約399,350円の節約になります。
それだけ気密性が高くなり、室内を快適な空間に維持できるようになるんです。
断熱性が従来樹脂窓に比べて30%向上した高性能サッシ
冬にどこからともなくやってくる、あのヒンヤリとした空気。
暖房はガンガンかけているのに何故かヒンヤリ空気の影響で肌寒い。。
空調が効いていない部屋への移動時に感じる温度差を軽減してくれます。
家はプライベート空間を手に入れることももちろん大きなメリットですが、何十年も快適な暮らしを手に入れる事も大きなメリットです。
断熱性を高め消費電力を抑える建物にしておけば、年々省エネ性能の上がるエアコン業界を鑑み、今後買い替えで更に電気代のパフォーマンスが良くなると考えると新しく建てる際にこだわっておくべきポイントだといえます。
ハイブリッド窓とは?
ではハイブリッド窓の「ハイブリッド」って、何がハイブリッドなんでしょう?
実はフレームの素材が「アルミ」と「樹脂」の2素材を組み合わせた「ハイブリッド」構造のことを指しているんですね。
従来、国内でもっとも主流となる「アルミ」のフレームの窓と、寒冷地で広く使われている「樹脂」フレームの2種類が存在しています。それぞれに長所・短所がありますが、それぞれの良いところを補うことで非常に高性能な機能をもたせることが出来ているんです。
高断熱と軽さを両立したトリプルガラス構造「サーモスX」
トリプルガラスの中間ガラスに、わずか1.3mmという特殊薄板ガラスを採用することで、トリプルガラスでありながら、複層ガラス並みの軽さを持っています。
また、2つの中空層には熱伝導率が低いクリプトンガス/アルゴンガスを封入し、より高い断熱性能を発揮する構造になっています。
防音性を高めるためにも重要なサッシ
音漏れの原因として、窓からの音漏れが占める割合は高く、防音性能を高めるためには壁の層構造を防音性の高い仕様にした上で、窓にも対策が必須になります。
トリプルガラスで中空層に空気(クリプトンガス/アルゴンガス)の層があることで、音の振動通過を弱くさせ、高い防音対策に非常に有効になります。
もちろん、天井や床からの音漏れ・侵入もありますが、最も大きな原因である壁・窓の対策には、断熱性能にも優れたサーモスXは非常に有効です。
機能性もありながらデザインもスッキリ
フレーム構造をスリム化することで、ガラスの面積を最大化させる構造になっています。
また、熱を通しやすいフレーム部分を最小化することで、より断熱性能を高める構造になっています。
フレームがスリムな分窓からの景色もより美しく
いかがでしたか?
今回は最新の高性能ハイブリッド窓をご紹介しました。
窓は家の中でも利用が多く、快適さに直結する建築部材です。室内空調の快適さと、ランニングコストの安さと両立させるために、窓はキチンとこだわりましょうね!
最後に。LIXILのサーモスXシリーズについてまとめると
- 年間約11,410円の節約
- 断熱性能が高く、室内が快適
- 独自のトリプルガラス構造で複層ガラスと同等の軽さを実現
- トリプルガラスの中間層にはクリプトンガス/アルゴンガスを封入し熱を通しにくくしている
- フレームをスリム化して見た目はスッキリ、断熱性を向上