地震大国日本。この国に住む私たちにとって誰もが避けて通れない問題です。
この先30年以内に起こると予想されている震度6以上の地震による被害を最小限にとどめるために、耐震性能の診断と、補強工事を計画することが大切です。
30年 震度6弱以上の揺れに見舞われる確率の分布図
出典:地震調査研究推進本部「全国地震動予測地図2014年版」に加筆
あなたの家は大丈夫?建築基準法の遷移
自分お家がどれくらいの耐震性能を持っているかを判断する基準があります。
日本の建物は建てられた年代で耐震性能が変わります。
1981年(昭和56年)に改正された建築基準法よりも前に施工された建物は、耐震性能が著しく劣る場合があります。
最近では、2000年にも基準法が変わり、1981年~2000年に建てられた在来木造住宅は耐震診断をおこなうと、ほとんどが現行基準に満たしていないという結果がでています。以下の表より自分の家がいつ建てられたかを確認し、どの程度基準を満たしているのか確認しましょう。
この記事のまとめ
耐震補強については構造、経年劣化の状態によってその対処方法が変わります。
まずはお住まいの建物の築年数の確認をおこない、専門家に相談をすることをお勧めします。