[必読] マイホームが建つまで
家造りの基礎知識 注文住宅

[必読] マイホームが建つまでの流れ 計画から最短で1年は見ておこう!

最初に決めるのは予算!そして依頼先

家を建てるぞ!と決めたものの、やるべき事が多すぎて何から手を付ければ良いのやら。。
住宅購入は人生で一番大きな買い物と言いますが、費用は勿論、多くの工程と関係者が一緒になって作り上げていきます。全ての工程を円滑に進めたとしてもざっと1年はかかり、実際には希望するプランや土地が見つからず時間だけが進んでいくこともしばしば。
最短時間をイメージしつつ段取り良く進めてゆく事が重要です。
まずはじめに、計画から家を建て、実際に住み始めるまでの大まかな流れを把握しましょう。

STEP-1 住みたい家の要望をまとめる

住みたい家の要望をまとめる
まずはじめにどんな家に住みたいのか、家族と相談してマイホームの要望をキチンと整理しておきましょう。
情報収集の方法は、インターネット、住宅雑誌、モデルハウス、口コミ、メーカーのカタログなど無料で入手できるものでも大量にあります。一通り目を通し、自分たちの家をどんな風にしたいのかしっかりとイメージを持ち、リスト化しておきましょう。
そうすることで、これから依頼する会社との意思疎通がより円滑になり、プランや見積もり反映にこちらの要望の誤差が生じなくなります。
要望がまとまったら展示場や相談のアポイントを取って要望を伝えることを始めていきましょう。


STEP-2 資金の計画・調達方法を決める

資金の計画・調達方法を決める
現在の年収や、ライフプランに基づいて、無理のない返済を確信できる計画を立てることで、自分たちが用意できる予算を把握します。
幾らぐらいの融資が受けられるのか、また返済も含めたライフプランは間違っていないかを確認するためにもそれぞれのプロフェッショナルに相談することが大切です。
融資については金融機関の住宅ローン窓口へ、返済計画などローン金額と現在の自分たちの収支計画のアドバイスはファイナンシャルプランナーに相談しましょう。


STEP-3 希望する土地探し

希望する土地探し
土地探しを行う際はやみくもに不動産情報を探すのではなく、まずは自分の希望をまとめてから近い物件を探すようにしましょう。現地へ確認に出向く際は、地盤の状況や、周辺の環境、昼間/夜の状況など想像できるシーン全ての確認をすると良いでしょう。
また、土地の値段相場を知ることも大切です。具体的な目星がついてきたら国土交通省のホームページから実際の土地周辺の相場をリサーチする事ができるので、確認の上、候補を絞っていきましょう。ある程度絞れたら依頼する会社の方を連れていく事で的確なアドバイスがもらえる事もあります。この段階で信頼できそうな営業マンと出会えていると安心です。


STEP-4 依頼先を決める

依頼先を決める
自分たちの予算や土地が見つかってきたら、実際に依頼する会社を決めましょう。単に建物の建設だけではなく、長期保証、定期点検などアフターサービスフォローをしっかりお願いできる会社を選びましょう。


STEP-5 プランのヒアリングとショールーム見学・お見積もり

プランのヒアリングとショールーム見学・お見積もり
依頼する会社と家づくりのプランを詰めていきます。建築予定地の土地の調査を行ってもらい、住みたい家の要望をしっかり伝えます。要望から基本プランの提案とお見積もり、加えて資金計画の提案などをしてもらいます。


STEP-6 住宅ローンの事前審査を行う

見積もりをもらったタイミングで住宅ローンの事前審査を行います。


STEP-7 工事請負契約

間取り、仕様・設備が決まり基本プランとコストが確定したら工事請負契約を結びます。


STEP-8 建築確認申請

図面を元に、建築確認申請をおこないます。
フラット35など各種制度の申し込みもこのタイミングで行います。

出費申請に費用が発生します。
建築確認申請料 / 住宅性能評価申請料 / 長期優良住宅申請料

STEP-9 色決めの打ち合わせ

色決めの打ち合わせ
ベースプランを元に内外装、クロス、設備など色柄を決めるための打ち合わせを行います。


STEP-10 具体実施設計を確定させる

色決めでの打ち合わせで確定した内容を反映した詳細図面を元に自分たちの要望が反映されているのか、家で起こりうるシーンを想像して確認をしましょう。コンセントの位置や数などもこのタイミングで不便な状況にならないか確認をしておきましょう。


STEP-11 解体工事/地盤調査

実施設計が確定したら、建て替えの場合は解体工事、新しく購入した更地の場合は地盤調査を行います。


STEP-12 工事スタート

解体工事/地盤調査
工事がスタートする際に近所への挨拶回りをおこないます。
また、地縄張り・地鎮祭もこのタイミングでおこなわれます。

出費地鎮祭費用が必要です。

STEP-13 各種土木工事

工事がはじまったらまめに現場に足を運び自分たちの家の構造がどうなっているのかしっかり見ておきましょう。


STEP-14 内装、外観仕上げ工事

内装、外観仕上げ工事
指定した内装材とおりか、またコンセントの位置など図面通りかキチンと確認をしましょう。


STEP-15 設備機器の設置工事

設備の機種や色など図面の仕様通りか確認しましょう。


STEP-16 外構工事

内装や設備の設置が終わると最後は外構の工事です。


STEP-17 建物の完成/建物検査

建築基準法に沿って建てられているかと住宅性能表示の検査をおこないます。

出費完了検査費用が必要です。

STEP-18 竣工検査・引き渡し

引き渡しのための最後のチェックです。図面通りにできているか最終確認と設備の利用方法もこの段階で全て説明を受けます。質問がある場合はくまなく聞いておきましょう。
建築工事費用の残金、設計料残金、火災保険もこのタイミングで支払いが発生します。
最後に鍵と住宅に付随する資料類を受け取って引き渡し!


STEP-19 引っ越し家具などの搬入

新しい家具の搬入や、カーテンの設置、現在の住まいの引越しなど思いのほか出費がかさむ事になりますので計画時に新たに購入する家具なども洗い出しておきましょう。


STEP-20 入居・新生活スタート!

入居・新生活スタート!
新生活スタート同時にまずは近隣への挨拶、住民票の移転や郵便転送サービスなど忘れないために最初に片付けましょう。
また、初年度に住宅ローン控除を受けるためにしっかり確定申告をおこないましょう
会社員の方は初年度は自分で確定申告を行う必要があり、次年度以降は会社の方で手続きを継続してもらえますが、自営業の方は毎年確定申告時に手続きが発生しますのでしっかりと手続きを理解しておきましょう。

また、住宅を購入した事によって、不動産取得税、固定資産税、都市計画税などが発生しますので年間の支払い計画に入れて生活を計画しましょう。

計画から長い道のりですが、出来上がったマイホームに住み始めるとその苦労も良い思い出に変わります。

さあ、住まいづくりを楽しもう!

この記事のまとめ

注文住宅は自由な分、完成までに決める事、工程も非常に多く、全体を通してきちんとした管理をすることで、より良い住まいづくりが実現できます。これから家を建てようとお考えの方は全体をイメージして自分たちの優先順位を見極めながら計画していくことが大切です。


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